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ごあいさつ

 会員の皆様におかれましては、平素より学会活動に対し、ご理解とご協力を賜り、心より感謝申しあげます。本学会の年大会は、昨年2023年には久しぶりの対面開催を実施することができ、引き続き本年2024年も、皆様にお集まりいただき、日頃の活動を互いに報告しあう場にしたいと準備を進めております。
 今年大会は、2024年11月9日(土)に日本獣医生命科学大学で行います。大会テーマは、「日本人と肉食」です。明治維新以降に始まった四つ足動物の“肉食”は、150年余りを経て、もはや日本の食卓には欠かせないものとなっています。肉にはアミノ酸やミネラルなどの栄養素供給源としての重要性があることは言うまでもありませんが、“お肉が好き”な人の多くは、そのおいしさを理由にあげています。一方、我が国の食料自給率低迷の素因である飼料自給率の低さは、日本の農業・畜産業における憂慮課題の一つであり、国産飼料の増産・安定供給が待たれるところです。
 大会では、はじめに、基調講演「日本の牛肉嗜好」と題して、日本女子大学教授 飯田文子氏に、様々な牛肉の官能特性とおいしさについてお話いただきます。続いてシンポジウムでは、宮崎県都城家畜保健衛生所 西村慶子氏・前田友香氏による「国産飼料を主体とした豚肉生産 −飼養管理から官能評価まで−」、味の素株式会社 黒田素央氏による「Kokumi物質の受容機構と官能特性 −畜肉食品への効果を中心に−」、明治大学教授 村上周一郎氏による「牛熟成肉のおいしさをつくる微生物」、一般社団法人家畜改良事業団家畜改良技術研究所 佐々木整輝氏による「新たな改良形質としての牛肉の食味評価方法の検討」、と肉研究に様々な角度からアプローチされている5名の研究者に話題提供いただきます。活発な討論になりましたら幸いです。そして、シンポジウム終了後には、大会にお越しいただいた皆様が、更なる語らいを深められますよう研究交流会を復活いたします。オンライン形式では発揮しにくい雑談力を大いに駆使して相互に語り合い、研究の芽のアイディアに気づいたり、問題解決の糸口を発見したりして、学会仲間とのひとときをお楽しみください。

一般社団法人 日本官能評価学会
会長 小竹佐知子


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2024年大会ポスター〔PDF〕